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ディバリアンのシェル

エキゾチック / Ghost Shell

世界の果ての先を見るゴースト用。

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Lore

ディバリアンのシェル

世界の果ての先を見るゴースト用。

存在することは、非常に時間がかかるプロセスだ。卵の中は温かくて、まるで夢を見ているかのようだ。幼生は母の物語を飲み、うとうとしている。

7つの存在の中心に、外からの体温を感じる。近づく振動、そして声。

落ち着いた充実の声と、張り詰めた願望の声。存在する時がついに来たか? 幼生は話を聞くために必要な鼓膜を持った姿に変化する。

「ペトラ」

「女王陛下」

願望が強すぎて聞き取りづらい。「3週間が過ぎ去るたびに、姉妹の苦しみがまた繰り返されるのを見るのはもう耐えられません」声が続ける。「絶対に割ってはいけません」幼生は望みさえすれば、自分の殻を破ることができる。その時、幼生の父が満たされるほどの願望を含んだ苦悶の声が聞こえた。「女王陛下、最後の周期が訪れることはありません」

切望! なんと深い切望か! 張り詰めた声はその世界にはないものを求めている。未熟なかぎ爪が力なく殻の内側を引っ掻く。幼生は初めての飢えを感じていた。

「あなたはどうすべきだと思いますか?」

恐怖、混乱、信頼。「今ここで… これらを前に言ってもよろしいのですか?」

幼生に必要なのは卵歯だ。

「構いません。今ここで、あれらを前に言いなさい」何ひとつ求めていない、石のような声。

「…私が思いつく唯一の方法は、皆をこの場所から入り組んだ岸辺に移すことです」もうひとつの声が懸念とまだ存在し得ない世界のきらめきの中で言う。卵歯の力がまだ足りない。密度がいる。骨、象牙、鋼。「しかし、リベンとドゥル・インカルの呪いを解かずしてどうやって成し遂げるのですか?」

母の物語と父の誓いが、宝石の歯によって砕かれ、卵の殻が飛び散る。

怠慢な幼生のきょうだいたちに囲まれたふたつの存在。何も求めず、見ている者と、何かを求め、身構えている者。

ちょうどいい。幼生は最初の食事をめがけて飛び出した。

 
 
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