Classified Item
Bungie has the ability to expose information in the API that, for whatever reason, is not yet ready to be seen. We call these items "classified".
Sometimes classified items eventually are revealed to be real, in-game items. However, they are usually just junk data that made it into the API that isn't intended to be seen.
We include these items in the database solely to provide a complete view of what is in the API files. You should not take the presence of this item as a guarantee of something coming in a future update or attempt to analyze its presence too deeply. Doing so likely will only lead to disappointment.
This item is categorized as classified because:
- It is a dummy responsible for generating items purchased from vendors or obtained from opening engrams.
Exotic Perks
光の祝宴
Stats
| 防御力 | 0 |
Curated Roll
Lore
星喰らいの鱗
空を食らえ。星明かりが消えて真っ暗になるまで食らいつくせ。そうすれば、お前の遠吠えに宇宙は恐怖で震えるだろう。
ノコギリ波の耳障りな音が、まどろんでいたエクリスを驚かせた。彼はうなると、簡易ベッドから起き上がって操縦席にぐったりと座った。警告音が鳴り響いている間も、分厚いガラスの画面に大量のデータが流れている。それらの情報を統合すると、スキャナーに重大な干渉あり、メインドライブの推進に故障が発生、近接センサーに誤検知あり、ということらしい。渡り幅13センチもないであろう丸窓から外の様子を伺うと、うっすらとした青い粒子が通り過ぎるのが見えた。
「衝突か?」と考えを口に出した。
背後から声がかかる。「小惑星帯まではまだ数日ある。この辺にはぶつかるようなものもない」
エクリスは椅子を回して副操縦士を見た。目を細めて、そのエリクスニーの名前を思い出そうとしたが、何も出てこない。それを申し訳なく思った。一緒に働くようになってしばらくたつのに、未だに名前を覚えられない。
「ラクシルだ」と副操縦士は、計器に集中しながら言った。「名前を思い出せないときは、いつもその顔をする」
エクリスは恥ずかしさから顔を背けた。「奇妙な偶然でね。ラクシルという名前の兄弟がいた」
「ラクシルという名の兄弟も、エクリスという名のパイロットも、そう珍しいものじゃない」と副操縦士が言う。
エクリスはその意見が正しいとは思わなかったが、それは重要なことではない。
「ドライブが落ちている。フィールドに引っかかったのかもしれない」とエクリスが言った。
「引っかかってはいない」とラクシルは言いながら、操作盤に命令を打ち込んで警告音を止めた。「遅いだけで、速度は安定している」
「制御できないな…」エクリスは不安げに言った。「運がよければ、いずれ抜けられる」
「ミスラークスへたどり着くだけでも長旅だ」ラクシルは隔壁に座ってため息をついた。「今でも彼がケル王だと思うか?」
エクリスは頭の中をくすぐられる妙な感覚に襲われた。その件について副操縦士と話した記憶がない。
「最善の選択肢であることは間違いない」と言った。「彼はこれまでと違う。新しいやり方でみんなを団結させられる」
ラクシルは下顎を「カチッ」と慣らした。「聞き飽きた言葉だな」
エクリスは否定的に爪を振った。「お前は単に反対したいだけだ」
「お前の目を覚ましてやりたいだけだ」とラクシルは反応した。
エクリスはあざ笑った。「ケル王はすべてのエリクスニーにとって希望の象徴だ。希望なしに生きたほうがいいというのか?」
「その神話がみんなを引き裂いているんだよ、兄弟」とラクシルは言った。「みんな山頂を目指しながら分断され、涙を流す。山頂から見下ろすと、破れた自分たちのバナーの上に立っているだけだと気づく」
何かがエクリスの心に引っかかった。ラクシルはいま自分のことを「兄弟」と呼んだのか?
ラクシルは自分の意見を続けた。「このまま進んでも、団結というのはみんな一緒に死ぬことを意味する。ケル王が支配できるのはハウス・オブ・サイレンスだけだ」
エクリスは怒りに顎で音を鳴らした。「自分たちを傷つけるだけの夢なら、なぜエリクスニーはそんな夢を見る?」
「エリクスニーの夢ではないのかもしれない」と、悪魔のような笑みを浮かべてラクシルは言った。「他者が作り上げた夢かもしれない。エリクスニーの団結を阻止するために」
エクリスは爪を振り、立ち上がった。船室の中を歩きながら言う。「もういい。お前は長旅で参っているんだ。少し寝たほうがいい」再び心にむずがゆさを感じる。この船には簡易ベッドがひとつしかない。めまいに襲われ、足下がおぼつかなくなった。見上げると、そこには自分しかいなかった。
「お前は夢を追いすぎるあまり、自分が寝ていることにすら気づいていない」とラクシルは、わずかに悲しみを帯びた声で言った。その声は特定の方向から来ているわけではなかった。操縦席の計器は消えており、音も発していない。情報の流れは遅くなり、警告も出ていない。エクリスが丸窓から覗くと、遠くの星明かりがかすかに見えるほかは、完全な暗闇だった。