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トロポポーズ

エキゾチック / Ship

空間的なスイートスポット。

入手方法: デラックス版特典として獲得する。

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Lore

トロポポーズ

空間的なスイートスポット。

「ここネオムナのアーカイブにはどんなものが保管されているの?」イコラはあらゆる疑問の中から、この質問を投げかけた。

クイン・ラガーリのホロプロジェクションは遠慮がちに笑顔を浮かべた。「場合による。何を探してるんだ?」

イコラは瞬きした。自分は何を探していたのだろう? これほど巨大な2つの文明が、何世紀もの分断を経て再会したことが歴史上未だかつてあっただろうか? この始まりはどこなのだろうか?

公文書保管人は続けた。「ここではエクソダスインディゴの前後にわたる歴史的文書を保管している。イシュタルコレクティブによる研究論文で、公表されたものは全部揃っている。公表されていないのも少しあったはずだ」彼女はウィンクして、さらに付け加えた。「料理本から裁判資料、設計図まで、あらゆるものが揃っている。フィクションも豊富で、中には黄金時代以前のものもある。SF、ファンタジー、冒険小説、パロディ作品、それに官能小説もたくさんある」

イコラは咳払いをした。「えーと、まずは都市が提供できる情報のうち、ベイルに関するものが欲しいわ。対ベックス戦において有効な戦術と、クラウドストライダーの選考過程、あとは―—」

「待った、まずは一杯おごってもらわないと、地球人さん」

イコラは口ごもった。

「冗談さ」クインは軽く笑った。「じゃ、検索を始め―—」

「待って」イコラはやさしい笑みを浮かべて首を振った。「あなたの言うことも一理ある。もし私たちが本当に仲間なら、手を取って友情を確かめ合うべきかもね」

クインは微笑み返して、問いかけた。「アーカイブは常に文化貢献を求めている。もし寄与するとしたら?」彼女は、身を乗り出す。「つまり、イコラ・レイの愛読書は何だ?」

イコラはしばらく考えてから、くすりと笑った。「地球の古い探偵もののシリーズを… もう一度読んでみたいと思っていたの」

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